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●金城次郎!!
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●●「島袋常雄」・・・●● ●『島袋常雄・さん』・・・● ★子供たちは・学校から帰るとまず・水甕にいっぱい・井戸から水を差し、そして遊びに行くのが日課だった 。 油も・味噌も・泡盛も・骨壺も・荒焼と・呼ばれる・無釉の南蛮焼の容器に貯えられていた。 膚が・ 息をしているのだという。 ―” 荒焼の壺に入った、泡盛をすすめてくれた ”― ★戦前は荒焼用の土がいっぱいあった。 生活必需品だからよく売れた。 畑をたがやし・焼ものを売って米 を買い・のんびりとしたものだった。 今は土も少なくなり・本土から入ってきた容器や生活様式の変化に よって・需要も急減した。 父から仕事を習い・一時県鉄の列車の釜焚きをしていたという島袋さんは・結 局一生を火を相手に仕事をしてきたんだと笑っている。 壺屋では公害問題などがあって・ごくたまにしか 登り窯を使えない。 扱える人も・この島袋さんを中心にごくわずかしかいない。 今のうちに自分等夫婦 の入る遺壺を作っておこうと思っている。 そこには得意の龍の彫刻を施すんだという。 息子さんは別の 仕事に就いているから・島袋さんの代でこの窯は終わってしまうかもしれない。 「もし孫がやるといった ら・それは・教えます・教えますよ」・何度もうなずくようにそういった。 誇り高い荒焼の技術を誰かに 手渡したいにちがいない。 およそ・客受けをねらった作品など作れそうにない・朴とつな島袋さんが・ね ばり腰に作った・徳利・近年は・鬼の腕という名を以て・花入れとして好まれている。 ◆壺。 ◆徳利・(徳利・近年は・鬼の腕とうい名を以て・花入れとして好まれている)。 ◆他・・・・・。
●●「前田孝允」・・・●●
●●「藤村玲子」・・・●●
―” 東京生まれの沖縄の人・南蛮焼をつくる人 ”― ●●「一宮侑」・・・●●
●●「一宮侑」・・・●●
●●「茶道具を扱う店」・・・●●
■■画像ー1・・・■■
●●『金城次郎・さん』・・・●●
★金城次郎さんは・読谷村の小高い丘の上に登り窯を築いて・壺屋から移り住んだ。数え年・73歳のこの人
は・柳宗悦や・浜田庄司に・自分の個性で・やっていくようにと・教えられたという。 壺屋でのくらしが
・息苦しくなって・自由にのびのびと・作陶に専念できるこの土地にやってきた。
―” 魚を彫りつづけるのは・どうしてですか”―
★アメリカナイズされた・アスファルトの街路。今日も嘉手納米軍基地からは・軍用機が飛び立って行く。
沖縄は・いくつもの顔を持って・昭和五十年代を過ごしている。は・ここ読谷の・金城さんの仕事場には別
の時が流れている。 長い作陶生活の・ここ二十年余氏は・魚文を彫りつづけているのだ。 沖縄が海に囲
まれた土地がらでしょう。 魚が好きです――。 土産物できかける魚文は・金城さんのエピゴーナンだ。
ずっと・無銘で作りつづけてきた・金城さんが・ようやく自分の作品に銘を記すようになったのは・あまり
の偽作に・困り果てた末のことだった。 「本当は盆栽をいじるのが好きだけど」・と今年・73歳になる
・沖縄を代表する陶工はおっしゃる。 朝9時から・夜6時まで・仕事をしているから手入れできないそう
た。 つい焼ものに熱中してしまう毎日が・今日もつづく。 20年も彫っていると・写実に陥りそうで恐
いという。 金城さんの魚は・想像の海に遊んでいる。 その海は・ダイナミックで・そしてはるか人と神
の地平線までつづいている。
◆茶碗。 ◆大皿。 ◆抱瓶。 ◆大壺。
■■本ー画像・・・■■
●●「新垣栄三郎」・・・●●
★新垣栄三郎さんの手に・ペルシャの発掘の碗がある。 緑釉で・描かれた模様は・梅鉢のようなおおらかな
・大きな点が・五・六個・円を作っている。 もう一つ・朝鮮の古い碗もある。 これに似たような模様が
ある。 そしてもう一つ・古い壺屋の碗・これも同様の絵付―――。
―”上焼のリード・オフ・マン ”―
★新垣栄三郎さんの目は・四海をまたにかけた流球の・文化の交流やら・やがて独自に開化した・壺屋の焼も
のへの熱い思いに中空をみる。 ひと昔前まで・沖縄の人は・遠い旅に出ることを・「唐旅」・といった。
この言葉には・海を越え・言葉も通じぬ異国へと・技術の習得に出かけた・陶工の決意を彷彿させる響きが
ある。 多感な青春を・浜田庄司や・河井寛次郎の影響下に過ごした・新垣さんは・琉球大学で美術工芸を
教える・助教授職にもあり・釉と多彩な色を駆使する上焼の指導者だ。 過去の美を守ることは・現代とい
う時勢の中で・生きていくということから・はじまるといいガス窯の使用や・茶道具の製作にも積極的。
釉の研究にも余念がない。 若い日・浜田庄司を頼って・益子へ行った。 船で大阪に着いた時・言葉が通
じるかとても不安だったという。 それを克服して技を学び・次に京都の河井寛次郎にも 教えを乞うた。
そして今・自分の仕事は・彼ら先人が再発見してくれた・沖縄工芸の美と意義を子供たちの世代へ語り・伝
える中継役という。 壺屋の新垣製陶所には・活気がある。 一族の人たちが・そろって焼もの作りに励ん
でいるからだ。 新垣さんは・唐旅をした、ふとそう思った。
◆茶碗。 ◆水指。 ◆他・・・・・。
●●「島袋常雄」・・・●●
●『島袋常雄・さん』・・・●
★子供たちは・学校から帰るとまず・水甕にいっぱい・井戸から水を差し、そして遊びに行くのが日課だった
。 油も・味噌も・泡盛も・骨壺も・荒焼と・呼ばれる・無釉の南蛮焼の容器に貯えられていた。 膚が・
息をしているのだという。
―” 荒焼の壺に入った、泡盛をすすめてくれた ”―
★戦前は荒焼用の土がいっぱいあった。 生活必需品だからよく売れた。 畑をたがやし・焼ものを売って米
を買い・のんびりとしたものだった。 今は土も少なくなり・本土から入ってきた容器や生活様式の変化に
よって・需要も急減した。 父から仕事を習い・一時県鉄の列車の釜焚きをしていたという島袋さんは・結
局一生を火を相手に仕事をしてきたんだと笑っている。 壺屋では公害問題などがあって・ごくたまにしか
登り窯を使えない。 扱える人も・この島袋さんを中心にごくわずかしかいない。 今のうちに自分等夫婦
の入る遺壺を作っておこうと思っている。 そこには得意の龍の彫刻を施すんだという。 息子さんは別の
仕事に就いているから・島袋さんの代でこの窯は終わってしまうかもしれない。 「もし孫がやるといった
ら・それは・教えます・教えますよ」・何度もうなずくようにそういった。 誇り高い荒焼の技術を誰かに
手渡したいにちがいない。 およそ・客受けをねらった作品など作れそうにない・朴とつな島袋さんが・ね
ばり腰に作った・徳利・近年は・鬼の腕という名を以て・花入れとして好まれている。
◆壺。
◆徳利・(徳利・近年は・鬼の腕とうい名を以て・花入れとして好まれている)。
◆他・・・・・。
●●「前田孝允」・・・●●
●●「藤村玲子」・・・●●
―” 東京生まれの沖縄の人・南蛮焼をつくる人 ”―
●●「一宮侑」・・・●●
●●「一宮侑」・・・●●
●●「茶道具を扱う店」・・・●●
■■『茶道誌』・・・■■
●●『なごみ』・・・●●
**”1983年5月号・(通巻・41号)**
■■『特集』・・・■■
●●『沖縄の工芸』・・・●●
**”撮影・小林庸浩”**
―”約・35頁”―
★一度・沖縄に出かけてほしい。
広くて青い空・エメラルドグリーンの珊瑚の海。
太陽の恵みの中・生けとし生けるものの・謙虚な営み
に触れる旅。
沖縄の戦後は・はじまって日が浅い。
琉球王国の誇りをもち・大小さまざまの島を中心に生
きてきた人々のくらしは・今・巨大な流通機構の・し
くみの中で模索の道を歩んでいる。
沖縄には富がある。
自然と文化が育てた・美という富がある。
受け継がれた、手仕事がある。
茶道具とて・用いたい・日常の器・そして新たに・茶
道具を作りはじめた人たち。
沖縄工芸は今確かに・力強い荷い手と共に胎動をはじ
めている。
◆「土器壺」・16世紀・沖縄県立博物館。
■発行日=昭和58年5月1日。
■発行所=株式会社・淡交社。
■サイズ=18.5×25.5cm。
■定価=500円。
■状態=美品。
●表紙に・多少の・キズ・ヤケが有ります。
●本誌内に・多少の・ヤケが見えますが
●大きなダメージは・無く
●年代的には・良い状態に思います。
◆◆注意・・・◆◆
★発行日より・経年を経て下りますので
コンディションに係らず・古書で有る事を
充分に御理解の上・御入札下さい。
★神経質な方は入札をご辞退下さい・・!!
●全・128頁・・・!!
●特集の・・・!!
◆「沖縄の工芸」・は・約・35頁。
●蒐集・資料などの参考に・・・!!
●探されていた方は・この機会に・・・!!
●以下・詳細をご覧ください・・・!!
◆詳細は・抜粋して下ります。
◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。
◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。
●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と・致します。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■■『沖縄の工芸』・・・■■
**”約、35頁”**
★新垣栄三郎・島袋常雄・金城次郎・前田孝允・藤村玲
子・各氏の人と作品を中心に・沖縄工芸界の風を伝え
る。
●『ヤチムン・エレガンス』・・・●
★柳宗悦や・浜田庄司らの訪れは・沖縄工芸界に偉大な
足蹟を残した。
本土の人々の目を・沖縄に向けさせたばかりでなく・
寡黙な名も無い工人に戦中戦後の混雑に立ち向かう勇
気と自負を植えつけた。
が・一方・民芸品の名のもと・無粋な土産物の乱造が
工芸界を侵食した。
作れば売れる時代であった。ひっそりとある・赤絵碗。
十九世紀・壺屋焼と伝えられる。
梅一枝の濁らぬ発色と・地色のやさしさは比類しない。
沖縄の生んだ焼きもの・(ヤチムン)。
上流家庭で、汁碗として用いたという。
◆赤絵碗。
・19世紀。
・壺屋焼。
・沖縄県立博物館。
●『染織の宝島』・・・●
★紅型は沖縄の華。
起源は・十五世紀までさかのぼる。
人々は・首里の町を中心に・軒を並べてその技を競っ
たという。
島の女たちを・美しく飾ったことだろう。
この島を訪れた・異国の商人は・そのあでやかさに感
嘆としたと・古文書に記している。
デザインの多くは・中国や日本の文様を用いてはいる
が・不思議なまでに模倣を越えた味がある。
明治以降の混乱は・紅型の衰退をまねいたが・辛苦を
越えた先人の手で・再びこの風土に甦る。
更紗を好んだ茶人たち。紅型もみてほしい。
◆紅型木綿染地鯉水草文様。
・沖縄県立博物館。
●『うまらしみしょうれ』・・・●
★本島各所に築かれた窯場が壺屋に集められた焼き物の
町ができた。
のどかな田園のただ中・登り窯の煙が盛業を語り・人
々は日用雑貨にすばらしい仕事をした。
第二次世界大戦で焦土と化したこの島にあって・壺屋
はいち早く復興の兆しをみせて生産に乗り出した。
以後町の様相は急変し・人口の都市集中に伴い公害問
題も起こり・登り窯はままならなくなった。
現在・ガス・電気窯に切り替え活路を見出す製陶所も
多いが又・一部の陶工は窯場を求めてこの地を去った。
さまざまな矛盾を抱えながらも・壺屋のエネルギーは
たぎっている。
よい作品が生まれますように”うまらしみしょうれ”。
◆壺屋の風景。
●『新垣栄三郎・さん』・・・●
★新垣栄三郎さんの手に・ペルシャの発掘の碗がある。
緑釉で・描かれた模様は・梅鉢のようなおおらかな・
大きな点が・五・六個・円を作っている。
もう一つ・朝鮮の古い碗もある。
これに似たような模様がある。
そしてもう一つ・古い壺屋の碗・これも同様の絵付―
――。
―”上焼のリード・オフ・マン ”―
★新垣栄三郎さんの目は・四海をまたにかけた流球の・
文化の交流やら・やがて独自に開化した・壺屋の焼も
のへの熱い思いに中空をみる。
ひと昔前まで・沖縄の人は・遠い旅に出ることを・「
唐旅」・といった。
この言葉には・海を越え・言葉も通じぬ異国へと・技
術の習得に出かけた・陶工の決意を彷彿させる響きが
ある。
多感な青春を・浜田庄司や・河井寛次郎の影響下に過
ごした・新垣さんは・琉球大学で美術工芸を教える・
助教授職にもあり・釉と多彩な色を駆使する上焼の指
導者だ。
過去の美を守ることは・現代という時勢の中で・生き
ていくということから・はじまるといいガス窯の使用
や・茶道具の製作にも積極的。
釉の研究にも余念がない。
若い日・浜田庄司を頼って・益子へ行った。
船で大阪に着いた時・言葉が通じるかとても不安だっ
たという。
それを克服して技を学び・次に京都の河井寛次郎にも
教えを乞うた。
そして今・自分の仕事は・彼ら先人が再発見してくれ
た・沖縄工芸の美と意義を子供たちの世代へ語り・伝
える中継役という。
壺屋の新垣製陶所には・活気がある。
一族の人たちが・そろって焼もの作りに励んでいるか
らだ。
新垣さんは・唐旅をした、ふとそう思った。
◆茶碗。
◆水指。
◆他・・・・・。
●『島袋常雄・さん』・・・●
★子供たちは・学校から帰るとまず・水甕にいっぱい・
井戸から水を差し、そして遊びに行くのが日課だった。
油も・味噌も・泡盛も・骨壺も・荒焼と・呼ばれる・
無釉の南蛮焼の容器に貯えられていた。
膚が・息をしているのだという。
―” 荒焼の壺に入った、泡盛をすすめてくれた ”―
★戦前は荒焼用の土がいっぱいあった。
生活必需品だからよく売れた。
畑をたがやし・焼ものを売って米を買い・のんびりと
したものだった。
今は土も少なくなり・本土から入ってきた容器や生活
様式の変化によって・需要も急減した。
父から仕事を習い・一時県鉄の列車の釜焚きをしてい
たという島袋さんは・結局一生を火を相手に仕事をし
てきたんだと笑っている。
壺屋では公害問題などがあって・ごくたまにしか登り
窯を使えない。
扱える人も・この島袋さんを中心にごくわずかしかい
ない。
今のうちに自分等夫婦の入る遺壺を作っておこうと思
っている。
そこには得意の龍の彫刻を施すんだという。
息子さんは別の仕事に就いているから・島袋さんの代
でこの窯は終わってしまうかもしれない。
”もし孫がやるといったら・それは・教えます・教え
ますよ”・何度もうなずくようにそういった。
誇り高い荒焼の技術を誰かに手渡したいにちがいない。
およそ・客受けをねらった作品など作れそうにない・
朴とつな島袋さんが・ねばり腰に作った・徳利・近年
は・鬼の腕という名を以て・花入れとして好まれてい
る。
◆壺。
◆徳利。
★徳利・近年は・鬼の腕とうい名を以て・花
入れとして好まれている。
◆他・・・・・。
●『金城次郎・さん』・・・●
★金城次郎さんは・読谷村の小高い丘の上に登り窯を築
いて・壺屋から移り住んだ。
数え年・73歳のこの人は・柳宗悦や・浜田庄司に・
自分の個性で・やっていくようにと・教えられたとい
う。
壺屋でのくらしが・息苦しくなって・自由にのびのび
と・作陶に専念できるこの土地にやってきた。
―” 魚を彫りつづけるのは・どうしてですか”―
★アメリカナイズされた・アスファルトの街路。
今日も嘉手納米軍基地からは・軍用機が飛び立って行
く。
沖縄は・いくつもの顔を持って・昭和五十年代を過ご
している。
は・ここ読谷の・金城さんの仕事場には別の時が流
れている。
長い作陶生活の・ここ二十年余氏は・魚文を彫りつ
づけているのだ。
沖縄が海に囲まれた土地がらでしょう。
魚が好きです――。
土産物できかける魚文は・金城さんのエピゴーナン
だ。
ずっと・無銘で作りつづけてきた・金城さんが・よ
うやく自分の作品に銘を記すようになったのは・あ
まりの偽作に・困り果てた末のことだった。
”本当は盆栽をいじるのが好きだけど”・と今年・
73歳になる・沖縄を代表する陶工はおっしゃる。
朝9時から・夜6時まで・仕事をしているから手入
れできないそうた。
つい焼ものに熱中してしまう毎日が・今日もつづく。
20年も彫っていると・写実に陥りそうで恐いとい
う。
金城さんの魚は・想像の海に遊んでいる。
その海は・ダイナミックで・そしてはるか人と神の
地平線までつづいている。
◆茶碗。
◆大皿。
◆抱瓶。
◆大壺。
●『前田孝允・さん』・・・●
★夜光貝の北限は・奄美王諸島。
南は、太平洋熱帯地域・インド洋にとれるという。
北限の夜光貝は・一番身がしまり、色がたつ。
つややかな・光沢と・光の屈折をうけて・虹色には
っしょくする。
夜光貝を・うすくうすくすりへらし・螺鈿に使う。
王朝時代・貝摺奉行の統率下に完成した・沖縄の誇
る・伝統工芸だから・”琉球螺鈿”・と呼びたい―。
前田孝允さんはいう。
―” 作家の道を選んだ人 ”―
◆棗。
◆他・・・・・。
●『藤村玲子・さん』・・・●
★紅型というと多くの人は多彩な型染めを連想する。
しかし紅型には筒描きもあるし・藍を主とする藍型
もある。
琉装から和装へ。
王朝期の鮮やかで深味のある大胆な意匠はなかなか
着こなし難い。
今後はもっと藍型に関心が寄せられるだろう。
沖縄の太陽は・藍型を染めるにふさわしい。
―” きりっと色の立った・藍型を ”―
◆略・・・・・。
■■『地元工芸品を生かして』・・・■■
―”茶の湯の便り”―
★近来・茶の湯愛好家がきわけて増えている沖縄県。
土地柄を生かした茶道具を組んで・私たちを迎えて
くださったのは・裏千家の沖縄支部幹事長・花城宗
貞先生だった。
那覇市崇元寺石文近くの花城家の茶席にお邪魔した。
打ち水された涼やかなアプローチを進み・玄関から
広間の席へ。
庭には露地・腰かけ待合いがしつらえれ・汗ばむ日
差しの中を来た身には、ひんやりと快かった。
茶室の壁はやや赤味を帯び・沖縄の土の色を思い起
こさせる。
この土壁にハイビスカスの花がよく似合う。
鵬雲斎家元から頂戴したという軸の表装の・遠山文
様手透竹屋裂や青空のような色調がよく映えている。
●『千宗之若宗匠の格式披露に寄せて』・・・●
―”五月の風に節句の祝い”―
◆沖縄特産の・抱瓶・(だちびん)・はもとも
と・酒を入れて持ち歩くという・携帯用酒器
だが・花入としても・おもしろい。
◆水指に作られた・壺屋焼。
◆床―鵬雲斎筆・「福来」。
◆花入―南鐐鬼の腕・中村伊作作。
◆香合―琉球堆朱・牡丹文・前田孝允作。
◆風炉先―鵬雲斎家元好・鳳凰桑縁。
◆風炉―紅鉢・宗白作。
◆釜―車軸・与斎作。
◆水指―壺屋焼・新垣榮三郎作。
◆薄器―堆錦ユーナの花・紅房製。
◆茶杓―淡々斎作・銘・「千代の栄」。
◆茶碗―呉須竹の絵・小橋川永昌作。
―” 茶菓子にも使いたい ”―
●『沖縄の菓子』・・・●
―” 立ち寄ってみたい ”―
●『茶道具を扱う店』・・・●
■■『新沖縄リポート』・・・■■
―” 東京生まれの沖縄の人・南蛮焼をつくる人 ”―
●『一宮侑・さん』・・・●
◆略・・・・・。
■■『沖縄の色・太陽の色』・・・■■
**”古波蔵保好”**
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