ヤフオク!は食料品も得意科目

　

　　

秋の食卓を彩る千両役者 魚介類

• 名は体を表す 秋刀魚 読者が決めるベストオブ秋の魚類 2万年連続1位と言えばこれ。だって名前に「秋」入っちゃってるもの。最近は冷蔵技術が上がって地元でしか食べられなかった刺身が気軽に楽しめるのもうれしい話。
• 旨味を乗せて帰ってくる 鰹 この時期やはり注目せざるを得ないのが「戻り鰹」。モノの状態と名前がくっついている仲間「昇り竜」や「泣きぼくろ」と違うのは脂が乗っておいしいという点。「戻り」の由来は春から暖流の黒潮に乗って北上したあと、寒流の親潮を逃れるべく暖を求めてもと来た道を戻ってくることから。別名・トロ鰹。いずれにしてもうまそうな名前。
• 秋からが本気 鮭 オールシーズンいつでも食べられるイメージがある鮭。もっとも旬なのが産卵に必要な栄養が十分蓄えられている海上のもの。ちょっと気取って「アキアジ」なんて呼ばれることもしばしば。ちなみに身が赤いのは主な餌がエビやカニだから、などとうんちく番組みたいな話を披露したくなる。焼き鮭の皮を食べるか食べないかでちょっとした論争になってしまうのはなぜなのか。
• いのちの結晶 いくら ひとつひとつが親である鮭の「がんばり」によるものだと思うと、噛みしめるにつけありがたみが口に広がる。赤い宝石とはよく言ったもの。「いくら」の語源は「小さなつぶつぶしたもの」を意味するロシア語であることに軽く驚く。

名だたる実力派が勢ぞろい 果物

• 食感に2つの派閥あり 梨 酸味が強くシャリシャリ食感の20世紀派と、糖度が高く柔らかい食感の幸水派で毎年大きな議論が繰り広げられる梨。どちらでもいいじゃないすか、とイイトコ取りをした豊水という伏兵もあり。
• サルカニから奪ってでも食べたい 柿 もしかして、と思って調べてみたらやはり日本が原産の柿。海外でも「KAKI」で通用するとのこと。今や伊右衛門・はなまる・年中アロハでおなじみのアイドル3人組は80年代のデビュー時、海外進出を目論んでいたのかもというのは考えすぎか。SUSHIの曲もあったし。A band of BITTER-KAKI。
• パツーンと張った粒に首ったけ ぶどう 「これはぶどうですか？　はいぶどうです」とカンタンに片付けられないぐらい大きさや色がさまざまなぶどう。国内だけでざっと数十種が流通しているという。初夏から売り場で見かけるけれど、やはり安定した旨みを感じられる品種が多いのはこの時期。夢中になるあまり気づくと無口になりがちな食べ物・第2位(1位は不動のカニ)。
• ちょっとアンニュイな気持ちで味わったりして お菓子 素材としても大活躍するのが秋の果物。寒くなり始める時期に「ハァ……今年も秋か」などと思わせぶりにつぶやきながら暖かい飲み物と一緒に食せば、あまりの美味しさにインスタ映えも忘れるでしょう。洋菓子から和菓子まで守備範囲の広さはさすが。栗やかぼちゃを素材にしたものもご紹介。

五穀豊穣の象徴 米と野菜

• なぜこんなにうまいのか 米 売り場にて「新米」のラベルが貼られた米の袋を見かけたとき、ちょっとだけ気分が高まり「お」と呟いてしまうあの感じはなんだろう。忙しさにかまけて、日ごろいい加減になりがちだった水の按配も、新米を前にすると神妙に測って炊き上げてしまったり。やはり神聖なものなんだろう、米。炊飯器を開けたときのシアワセで世界を平和にしたいとすら思う。
• 加熱したら無敵 さつまいも メルヘンからまったくほど遠いフォルムをしているにもかかわらず、女子のハートを撃ち抜く甘さとホクホク加減が魅力のさつまいも。あの味の秘密は、収穫して1ヶ月熟成させてから出荷しているからだという。モテるにはそれなりの下積みをしなければいけないのは作物界隈でも同じなのか。
• おなじみのフレーズが飛び出す 秋茄子 夏野菜の代表格のイメージがある茄子。しかし秋は秋で成熟の度合いが増して本来の良さが味わえるという。だいたい9月までが旬。 これまた毎年論争のタネになる「秋茄子は嫁に食わすな」問題。もうね、美味しいんだから仲良く食べればいいじゃないの。
• 森でひっそり食卓で存在感どっしり キノコ類 秋の味覚で忘れちゃいけないのがキノコ。栽培モノが年中流通しているけれど、旬を感じるために積極的に食卓に登場させたくなる。食欲の秋にかまけて摂取カロリー過多となった時の反省食材としても役立つし。松茸の価格に一喜一憂するメディアの光景を横目に眺めながら、手ごろなキノコをご飯に混ぜたりバターで焼いたりして楽しむのが正しい楽しみ方かも。

もっと秋の味覚を楽しむために……産地直送ストアの商品は？

• 食品のネットスーパー さんきん（果物、カニ） 2016「年間ベストストア」特別賞受賞。果物・野菜・魚介類・お肉等、大阪市中央卸売市場から毎日新鮮食材を厳選しています。
• ASK sanin 山陰境港（魚介類、果物） 日本海最大の漁港、本物のとれたてを、その日のうちに発送。仲買店・加工業者のダイレクト販売のため、無駄な流通経費を省き販売しております。
• 米専門みのりやYahoo!店（お米） 注文後に厳選精米。低温倉庫・低温管理工場にておいしいお米を販売しています。重いお米を玄関まで無料配送が魅力です。
• 北港直販（果物、野菜など） かに・とうもろこし・メロンをはじめエビや鮭まで。北の港町から美味しいものを厳選してお届けします。新鮮な食材をご堪能ください。