蛙亭イワクラもハマる魅力! おすすめフィルムカメラ特集

スマホで簡単にいつでもたくさん写真が撮れる時代だからこそ、あえてフィルムカメラを使う若い世代が増えています。毎日大量に写真を撮りシェアしているからこそ、写真を見る目が肥えて、フィルム独特の質感にひかれるのでしょう。独特な世界観のコントで人気を集めている男女のお笑いコンビ「蛙亭(かえるてい)」のイワクラさんもそんなフィルムカメラ愛好家のひとり。イワクラさんはフィルムカメラのどんなところにひかれたのか、カメラライフを伺いました。

蛙亭イワクラインタビュー
「現像したらすぐスマホにデータを移します」

「オートボーイテレ」で撮影。

使っているのはキヤノンの「オートボーイテレ」

蛙亭のイワクラさんがフィルムカメラで写真を撮るようになったのは2019年。「あまりにも趣味がなくて、同期芸人のポートワシントン笠谷(翔平)と話していて、カメラはどうだろう、と。そういえば昔写真撮ったりするのが結構好きだったなと思い出して、笠谷のお母さんからもらったカメラで撮り始めました」。イワクラさんが使用しているのは、1986年に発売されたキヤノンの35ミリフィルムカメラ「オートボーイテレ」。40ミリの標準形レンズと、70ミリの望遠レンズを組み込み、2焦点式という今ではズームレンズ式とは別の方法を採用している。「よく撮っていた時期は、36枚撮りのフィルムを月に2回は現像に出していました」。現像するときは、紙焼きにはせずデータにしてすぐスマホに入れるといいます。

どう写っているかわからない!
フィルムカメラの魅力1

カメラを始めたばかりの頃は、ブレた写真ばかりになってしまったというイワクラさん。撮ってすぐ出来上がりを確認できるスマホやデジタルカメラなどと違って、フィルムカメラは現像に出すまで、仕上がりがわからない。被写体との距離やピントなどを工夫しつつ、イメージに近づけるのも醍醐味。

「オートボーイテレ」で撮影。

「たまごっち」のカメラで撮るのが好きだった

イワクラさんがカメラを向けるのは、楽屋や打ち上げなどの芸人仲間。イワクラさんが撮った写真は仲間だからこそ撮れる芸人たちの自然な表情と、フィルム独特の質感も相まって、SNSでも好評です。「“修学旅行みたいだ”って言われますね」。ちなみにご自身の修学旅行は「写ルンです」などのレンズ付きフィルムで撮っていたそう。「あとチェキは先輩とか、年上のいとこのお姉ちゃんが持っていてうらやましいなと思っていました。さらに小さい頃は、たまごっちのカメラで写真を撮るのが好きでしたね」。これは、当時若者や子供たちに大人気だった「たまごっち」のキャラクターを写り込ませることができるフィルムカメラで、ほかにもさまざまなキャラクターで展開。スマホ以前の、フィルムカメラが子供のおもちゃとして発売されていた頃の商品です。

手軽に始められる
フィルムカメラの魅力2

10代、20代の人も探せば昔使っていたフィルムカメラが家で眠っているという人も多いはず。また、修学旅行や遠足には、スマホの持ち込みがNGで「写ルンです」のようなレンズ付きフィルムカメラならOKというところも多いよう。始めるハードルは低いので、慣れてきてからマイカメラをヤフオク!で買うのもいいですね。

「オートボーイテレ」で撮影。

フィルムで撮るとキャラがリアルに生きている

イワクラさんの愛用機「オートボーイテレ」、最近調子があまりよくないのだとか。「24枚中10枚は真っ暗で何も映っていなくて。現像に出す頃にはもう何を撮ったか覚えていないし。修理する方が高いようなので、新しいカメラがほしいですね。同期(笠谷さん)がカメラに詳しくて、私のカメラの先生なので、また相談したいと思います」。コンパクトカメラもいいけど一眼レフも気になっているとか。一番撮っていて面白い被写体はと聞くと「相方(中野周平さん)ですね。フィルムでコントのキャラを撮ると生きているんです」とのこと。フィルムのざらついた感じは、テレビなどの高精細な映像とは違うリアリティを生み出します。「最近はあまり外出できていないので、新しい写真もあまり撮れていないんですが、旅行とか行けるようになったらまたたくさん撮りたいですね」。

独特の表現ができる
フィルムカメラの魅力3

色や光、画像の粒子など、フィルムが持つデジタルにない質感は、映画のワンシーンのようで、かえってある種のリアリティを生み出します。フィルムで撮って初めて、見えている世界がしっくりくることも。一枚一枚じっくり撮って、自分の好みの写真を突き詰めて。

欲しいカメラが見つかる! フィルムカメラをヤフオク!で探すコツ

・商品の状態を見極めよう

商品ページに書かれている注意をよく読んで、出品されているアイテムの状態を見極めよう。「オーバーホール済み」「整備済み」のフィルムカメラなら安心です。安いからといってあまり状態のよくないものを選ぶと、かえって修理品の方が高くついてしまうことも。

・電子式カメラより古い機械式カメラをチェック

いろいろな設定をオートでしてくれる電子式カメラは、簡単に写真が撮れる分、故障したり電池が切れたりしたら撮影できません。一方、機械式カメラはマニュアルでの操作は必要ですが、電池がなくても動くので、長い期間使えます。

・付属品が入手できるか

レンズやバッテリーなど、必要なアクセサリー類がまとめて出品されているならそれを選び、ない場合は、別に出品されていて入手できるかどうかを確認しましょう。

・あえてジャンク品を購入する

状態のいいカメラは安心して使える分高価になるので、あえてジャンク品を安価に購入して、ダメ元で使って見るのもひとつの手。どこか壊れていても、自分の使い方ではそんなに気にならないことも。ただ、自分で直そうとした場合、結局プロに依頼したときに修理箇所が増えてしまうことに。わからない場合は潔く修理に出そう。

プロフィール

蛙亭(かえるてい)イワクラ

1990年4月10日、宮崎県出身。2011年NSC大阪校34期生。コンビではネタ作りを担当。2020年、活動の拠点を東京に移し、芸人仲間4人でルームシェアを始める。出身地宮崎の魅力を発信するYouTubeチャンネル「宮崎よかとこチャンネル」も好評。

難易度別 おすすめフィルムカメラ

フィルムカメラ比較表
種類難易度こんな人におすすめフィルムフォーマット大きさ重さ
▼コンパクトカメラ初心者向けフィルムカメラに慣れたい人、
手軽に持ち歩きたい人
35mm
▼インスタントカメラ初心者向けスクラップブックを作ったり、
紙で手元に残したい人
専用フィルム
(チェキ用、ポラロイド用など)
小〜大軽〜重
▼一眼レフ初心者〜上級者向け自分で細かく設定を調整して
思い通りの写真を撮りたい人
35mm、ブローニー中〜大
▼二眼レフ上級者向け自然な表情でポートレートをきれいに撮りたい人ブローニー
▼レンジファインダー上級者向け人とは違うスナップが撮りたい人35mm、ブローニー

ブローニー=120フィルム、220フィルムなど6センチ幅の中判カメラ用のフィルム。

使いやすい! 持ち運びやすい! から日常のスナップにおすすめ
コンパクトカメラ

難しい操作も必要なく、小型で軽量。シャッターを押すだけで写真が撮れるコンパクトカメラは、一気に写真を身近なものにしました。1960年代から販売されはじめ、1990年代まで家庭用カメラとして普及。各家庭一台は持っていたので、中古品も多数。下のラインナップ以外にもたくさんあるので、発掘しがいがありますよ!

撮ったその場で出力できる! から現物のプレゼントができる
インスタントカメラ

最近ではパーティーなどでもよく使われるFUJIFILMの「チェキ」が身近ですが、かつては「ポラロイドカメラ」がその代名詞でした。撮影したその場で写真が現像されることで、プロのシューティングの確認にも使用。ポラロイドカメラは一時販売停止になったものの、デジタルにも対応し復活を遂げました。

露出や絞りを調整してよりイメージ通りの写真を
一眼レフカメラ

さらにステップアップしたい人には、レンズが交換できて、露出や絞り、ピントやシャッタースピードなど細かい調整ができる一眼レフに挑戦! 写真の原理がわかれば、ほかのカメラで撮る写真もレベルアップでき、より自分のイメージ通りの写真を撮れるようになりますよ。レンズの種類を増やしていくのもまた楽しみの一つです。

自然なポートレートを撮るなら
二眼レフカメラ

上下にふたつ並んだレンズがレトロなかわいさを持つ二眼レフカメラ。上のレンズがファインダー用、下のレンズが撮影用で、正方形の写真を撮ることができます。さらにフィルムカメラの世界に足を踏み込むなら持っていたいですね。上からのぞく撮影スタイルは被写体の人がリラックスできるので、自然な表情を撮るのにおすすめです。

いつかは欲しい憧れの機種で最高のスナップを
レンジファインダーカメラ

レンジファインダー=光学距離計が組み込まれたカメラのこと。レンズの動きと連動してマニュアルでピントを合わせます。構造上、一眼レフカメラよりも小さく軽量になるので、スナップ撮影に最適。ファインダーの視野と実際の写真にはずれが生じますが、シャッターのタイムラグはなく、シャッターチャンスを逃しません。レンジファインダーといえば、M型ライカというのが代名詞のようになっていますが、他社からも出ています。根気よく探せば掘り出しものが見つかるかも。

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