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ヤフーオークション
詐欺
「そんな連絡はしていない」と告げられて
2008/08/29 掲載
・一眼レフカメラ用レンズ(Canon EF35mm F1.4L USM)
・希望小売価格:205,000円 (ケース・フード付き、税別)
・送金額:115,000円
■2008年6月某日
オークションが終了。

■オークション終了の翌日1時
出品者からのメール(後に偽メールと知る)が届いていました。私は22時に帰宅して、オークション終了後初めてメールのチェックをしました。その日私は長時間の労働でかなり疲労していて、高額のレンズを自分が落札できた喜びもあり、Yahoo!メールの画面に出てきた、「落札ありがとうございます」のメールが偽のメールとはまったく気がつかない精神状態でした。
久しぶりのオークションで、そのときは、取引ナビの操作方法は理解しておらず、ただ、高額の取引なので、失敗は避けたいと思い、ヤフーで過去の事件に使われた口座番号の閲覧をして、その偽メールの口座番号がなかったことに安心しました。

■オークション終了から2日後の午前
午前中に落札金額115,000円の振り込みを手配しました。

■オークション終了から2日後の21時
21時ごろメールの返事が来ないことを不審に思い、パソコンを操作していました。
そのとき初めて取引ナビの存在に気がつき、本当の出品者と連絡が取れました。その出品者の方に、本日振り込みしましたと、連絡したところ、「そんな連絡はしていない」と告げられて、だまされたことに気がつきました。

■オークション終了から2日後の23時
振り込みを依頼した私の取引銀行に振り込み後の停止を依頼。
偽のメールに記載されていた、携帯電話の番号に3回電話をかけましたが、留守番電話でした。電話を切ってすぐに、警察に相談しました。これまでの経過を説明して、メールのやり取りなどの資料の提出を求められましたが、被害届の受理はできないとのことでした。

■オークション終了から3日後の7時
再度偽メールの電話番号に電話したところ、通話に成功、相手はオークションに参加したこともなく、私の話は理解できないと言われ、迷惑だからと名前も名乗ってもらえませんでした。

■オークション終了から4日後
夜に警察に行き、今後偽のメールに記載されていた住所に督促するように、勧められ現在経過待ちの状態です。
2008/05/30掲載の記事と同類のオークション振り込め詐欺の手口です。
取引ナビによる本当の出品者との連絡によって事態が発覚しているように、この手のオークション振り込め詐欺を回避するためにも取引ナビの利用を徹底しましょう。
意中の商品を落札できたうれしさから、早く取引を進めたくなる気持ちはわかりますが、そんなときこそ冷静な判断が必要です。オークション振り込め詐欺は、取引相手からのメールが本物か判断することが、被害者になるかどうかの分岐点となります。取引を開始する際には、必ず「マイ・オークション」から自分が落札者かどうかを確認し、取引ナビを使って取引を行う習慣をつけましょう。

なお、オークション振り込め詐欺については、「安全対策研究所」のケース1で紹介していますのでご参照ください。

安全対策研究所