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TOSHIKI KADOMATSU Perfomance 2010 'Citylights Dandy'

角松敏生さん すっかり冬を感じさせる今日このごろの東京。
11月1日は、その足が数歩後戻りしたかのような、厚着をして動くと暑いと感じる陽気。
TOSHIKI KADOMATSU Performance 2010 Citylights Dandy、東京公演初日はそんな日でした。

写真:角松敏生さん




角松敏生さん


「4 Rhythm」

中野サンプラザ。19時開演。まず、はじめにメンバーをご紹介。
玉田豊夢(ドラムス)、松原秀樹(ベース)、今剛(ギター)、森俊之(キーボード)、そして角松敏生。
ステージ上にはこの5人が登場した。

最新作「Citylights Dandy」は先述のメンバーでレコーディングされた作品。
解凍後のツアーは「レコーディングに参加したメンバーと回りたい」という角松氏の意思で行われているが、本ツアーも同様で、ドラムス、ベース、ギター、キーボードという4 Rhythm(リズム)が基本だ。 そぎ落とされた「塊」としての音。 楽器の音のひとつひとつが、音響のよさも手伝って手にとるようにわかる。 同時に、プレイヤー個々の演奏技術のすばらしさもくっきりと浮かび上がる。 少ない音数だから余計に角松氏の歌声がストレートに伝わる。 しかし音数が少ない=薄い、には決してならない。むしろ厚い(濃い)音である。 昨年のツアーが"ゴージャス"、とすると今年は"ソリッド"だ。



「声」

角松氏の歌声は、スタートから最後まで変わらぬ声量。
力強い。あたりまえだがうまい。言葉の持つ意味をきちんと伝えようとする歌いかたが際立っていた。




角松敏生さん 「選曲」

【セットリスト】
00.Dandy...in the Citylights
01.浜辺 days
02.Mrs.Moonlight
03.Twilight Moody Blues
04.HOT LAZY NIGHT(ここまで全曲「Citylights Dandy」より)
 ~MC:メンバー紹介~
05.After 5 Crash(「AFTER 5 CLASH」より)
06.せめて無事な夜を(「あるがままに」より)
07.SEA LINE(「SEA IS A LADY」より)
08.Friend(「Citylights Dandy」より)
 ~MC~
09.La Carnaval(「Citylights Dandy」より)
 ~MC~
10.Overture~BEAMS(「Summer 4 Rhythm」より)
11.Anklet(「ON THE CITY SHORE」より)
 ~MC~
12.Fly By Night(「Citylights Dandy」より)
13.Lost My Heart In The Dark(「BEFORE THE DAYLIGHT」より)
14.Funky GO-KOHN(「Citylights Dandy」より)
15.134(「Citylights Dandy」より)
 ~MC~
16.TAKE YOU TO THE SKY HIGH(「ON THE CITY SHORE」より)
17.浜辺の歌(「存在の証明」より)
 ENCORE
 ~MC:メンバー呼び込み~
01.もう一度・・・and then(「もう一度・・・and then」より)
 ~MC~
02.Still I'm In Love With You(「SEA BREEZE」より)
03.No End Summer(「GOLD DIGGER」より)
 MORE ENCORE
01.See You Again(「Citylights Dandy」より)


最新アルバムから全曲演奏されたが、この11曲がやはりすばらしかった。
凍結前にリリースされた名作「あるがままに」から1曲(「せめて無事な夜を」)。
また、80年代の楽曲を「失神するかもしれない曲(本人談)」としていくつも選曲。
「After 5 Crash」はアップ・トゥ・デイトされたアレンジで。
「Lost My Heart In The Dark」はへヴィーにダークに強く淫靡な香りを放ちつつ。
友人の失恋から生まれ、プロ入りにつながったというエピソードの1曲(「Still I'm In Love With You」)。
長くて演奏が苦痛、でも途中から「ハイ」になるという1曲(「もう一度・・・and then」)。
お父さんがあこがれたブラジルに思いをはせた1曲(「La Carnaval」)などなど。



「MC」

本人いたってまじめに「口(くち)」が達者だとおっしゃる。否定するものはいないだろう。
まじめな話も、おもしろおかしく聴かせてしまう話芸。
パッケージとしての音楽の進むべき方向の話。新作のCitylights Dandy ブルーレイ版の話。
地デジとブルーレイレコーダー推奨の話。
2011年6月25日(土)16時30分の開演が決まった30周年ライブ@横浜アリーナ(外部リンク)の告知。



角松敏生さん ステージに用意されたバーカウンターを使ったラジオ番組風トークショー。ゲストはサポートメンバー4人。

ネタは「初めて買ったレコード」。
角松氏は「また逢う日まで(尾崎紀世彦)」、今氏は「帰ってきたヨッパライ(ザ・フォーク・クルセダーズ)」、松原氏は「17歳(南沙織)」、森氏は「黒猫のタンゴ(皆川つとむ)」、玉田氏は「聖飢魔II」。ここから広がる爆笑トーク。
本人は好きじゃないけどファンにウケル歌を演奏する苦悩の話などなど。もともとトーク好きな角松氏。この日もてんこ盛りの大サービス。



角松敏生さん


角松敏生さん 「エンターテインメント性」

それらすべての要素を満たして成立するエンターテインメント性。
3時間を長く感じさせないステージ構成の妙。


「あくまで個人的な総評」

このパーソネルによる演奏スタイルが角松氏らしいかといえば、大方のファンは「NO」というかもしれません。 でも、個人的にはこの「4 Rhythm」による演奏は相当好みの音でした。
個々のプレイヤーの技術の高さが音楽の高揚感を生み出し、NAKED、裸の角松敏生という印象を受けました。 特に「134」「See You Again」を含め、最新アルバムからの楽曲すべてがすばらしかったです。
私が体験した角松敏生パフォーマンスのなかでもベスト・オブ・ベストのパフォーマンスだったと思います。

角松敏生、50歳。音楽を生業として29年。駆け抜けた29年をこのツアーで締めくくり、30年目を迎えるのです。

ぜひ、来年の横アリを成功させたいと思いました。させたいなどとかなりおこがましいですが、一ファンとしても、コンテンツを提供するものの責任としても、盛り上げられるよう独自に努力しようと思いました。



角松敏生/Citylights Dandy Live DVD/Blu-ray"NO TURNS"

TOSHIKI KADOMATSU Performance 2009

2009年11月7日、東京NHKホールで行われた『NO TURNS』ツアーの模様を完全収録。 角松自ら映像監督として徹底的にこだわりぬいた作品はかっこよくソリッドに、クオリティーの高い映像と音が展開しています。
もちろん豪華ミュージシャンによる名演も見所のひとつ。当日のMCを余すことなく網羅したマルヒMC集など映像特典も必見。

【収録内容】
Premonition of Summer~WAY TO THE SHORE/REMINISCING/What Do You Think/もっと/You can go your own way/美しいつながり/鏡の中の二人/A Widow on the Shore/LET ME SAY.../君をこえる日/Tokyo Tower/PANSY/interlude Bridge Over/Falling in Love/Love Junkey/木洩れ陽/I must change my life & love for me/RUSH OUR/THIS IS MY TRUTH/ALL IS VANITY/GIRL IN THE BOX/CAT WALK/TAKE YOU TO THE SKY HIGH/No End Summer/夜の蝉

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TOSHIKI KADOMATSU 30th Anniversary Live(外部リンク)
角松敏生オフィシャルサイト(外部リンク)
ソニー・ミュージック 角松敏生(外部リンク)




●協力:BEANS Inc. ●協力:アリオラジャパン
●撮影:高橋寛多(KANTA TAKAHASHI)
●文:Yahoo!オークション



読者コメント(12件のコメントがあります)

>guricoさん、kaedeさん、ogiさん
コメントの返信に宛名が抜けていたこと、いまさらながらお詫び申し上げます。すみませんでした!
6月25日の30thライブは行かれましたか? すばらしい内容でしたね。
ライブレポートとインタビューを近日公開いたしますので、どうぞご期待ください。

投稿者:ギターラボ編集長 | 投稿日:2011年6月27日 10:42

大津さま
コメントありがとうございます。同感です!
応援しましょう。

投稿者:ギターラボ編集長 | 投稿日:2011年1月13日 16:54

素晴らしいレポートありがとうございます。

角松さんを聞き始めて26年になります。
毎日聞いてもこれほど色褪せない曲ってなかなかないですよね。

楽器を触る者として、彼の音楽との向き合い方が堪らなく誇らしいです!

皆で横浜アリーナを是非成功させましょう!!

投稿者:大津 | 投稿日:2011年1月11日 21:27

martinhiroさん、ストさんさん、nekoさん、nanaさん
コメントありがとうございます。みなさんの熱い想い、角松さんにもきっと伝わると思います。30周年に向けての情報も、適宜お伝えできるようガンバリますね。

投稿者:ギターラボ編集長 | 投稿日:2010年12月22日 14:02

編集長さん、本当にお願いしますよ。角松さんてこんなに素晴らしい音楽やっているのにどうしてこんなにメディアで評価されないんでしょう。
この人のやってる音楽、当然ライブもCDもかなり質が高いと思いますが・・・。音楽に対して真摯に取組む姿勢も素晴らしいと思います。
この日のライブ私も見ましたが、今までの素晴らしいパフォーマンスを超えるほどいいライブでしたね。確かにフルセットでの豪華なライブも角松さんならではですが、このフォーリズムは最高でした。私も今までの中で最高と言っていいくらいだと思います。
こんな素敵なライブ、もっと大勢の音楽ファンに見てもらいたいですね。日本にもこんな素晴らしい音楽をやってる人がいるんだよ、達郎さんだって負けないよ、って(笑)

投稿者:ogi | 投稿日:2010年12月16日 18:21

なぜ彼の曲は何回聞いても、何年聞いても(もう25年聞いてる)飽きないのか? 不思議なくらいです。外国暮らしが長くて残念ながらライブには行ったことがないし、来年の30周年横浜アリーナも行けそうもないけど、とりあえず毎日すてきな歌声聴いて穏やかな日々を送っています。ありがとう。

投稿者:kaede | 投稿日:2010年12月 3日 03:04

この日、角松氏が言っていた。「2011年横アリのコンサートは自分のやりたい曲だけをやる」 いいんじゃない! そんな我儘で角松氏がその時間を楽しめたなら、きっと私達にも最高の時間になる。心から期待してます。 30年間の角松氏のすべてを観て、聴いてみたい。

投稿者:gurico | 投稿日:2010年11月29日 23:33

nanaさん、nekoさん、ストさん、martinhiroさん

コメントありがとうございます。
こんなに熱いみなさんがついていますので、来年の30周年、それはスゴイことになりそうですね。今からとっても楽しみです♪

ギターラボもみなさんといっしょに応援します!

投稿者:ギターラボ編集長 | 投稿日:2010年11月26日 13:36

ライブが一番良いに決まっている。特に角松に関しては、徹底的に生が良い。けれど、彼自身が作り出している映像作品は、これまた良い。一緒にライブ作り出しているミュージシャンや照明をはじめとしたスタッフをカッコ良くそして大事にしていることが伝わってくる。今回の作品は、それに加えてわれわれ観客までも素敵に取り込んだところがまたイイ。BDにおける高画質&高音質は、それらの価値をより一層高めている。

投稿者:martinhiro | 投稿日:2010年11月25日 23:29

「もう一度・・・and then」で、腕を振りながら泣きました。
ステージと客席が一体となった素敵な時間。
鳴り止まない拍手が、角松氏を愛する証明ですね。

横アリでも思いっきり泣きたい!^^

投稿者:ストさん | 投稿日:2010年11月20日 00:23

彼の曲を聴くようになってから既に15年くらい経ちますが、本当に1枚1枚のCDやDVD等の完成度が高く、飽きません。唯一、何年経って聞いても「良いなぁ・・・」と思えます。曲の完成度がとにかく高い!!今回もとても楽しみです♪

投稿者:neko | 投稿日:2010年11月17日 11:29

こんなに、素敵な50才の男性、みたことない。くらい、かっこいい角松氏。音の軸がくずれることなく、本当にうまい。もっと、もっと、画像や、情報が見たいです。

投稿者:nana | 投稿日:2010年11月15日 20:55

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