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IZAMさんインタビュー Vol.2

IZAMさんSHAZNAが再始動! ソロとしても俳優としても活躍するIZAMさんへのインタビュー第2弾です。どうぞお楽しみください!



IZAMさん無形から有形に

■サラリーマンに向いていないとおっしゃるのはなぜですか?

人間、向き不向きがあるじゃないですか。人それぞれに神様が与えた仕事っていうのがあると思うんですよ。
僕はたぶん、これ(芸能)しかないんだろうなって、この仕事に就くことになっていたんだと思うんですね。

確かに昔からの夢でもあったんだけれど、現実化させようという努力もしたし、現実になったときはそれはうれしかったですけど。結局、無形のものを有形にするっていう作業が好きなんですよね、たぶんね。

■ええ。

音楽自体がそうじゃないですか。
僕は元々は、ミュージシャンになりたいっていう夢を幼いころから持っていたわけではなかったんですが、ないものを作るっていうことが好きだった。絵を描くことでもそうじゃないですか。


小さいころからまったくないモノを描くのが好きだったんです。あるもの(有形なもの)をひたすら描くデッサンは大嫌いだったんですよ。想像して描くのが好きだった。だから、想像、イマジネーションを形にするっていうことが好きだったんですね。

■はい。




IZAMさん作ることが大好き

僕が役者をやり始めたきっかけは、先ほどお名前があがった堤幸彦監督なんです。
僕は本来「役者になりたい」と思っていながらミュージシャンになっているので「やっとチャンスがきた!」って思ったんです。僕のなかでだけ、ですけれど現段階での役者の役割は分かった。じゃあ、監督っていうのはどういう目線でどういう立場で、どういうふうに考えて作品を作るんだろう?」って。で、監督をやってみたいって思ったんですよ、ただ純粋に。

■ええ。

で、やってみたら両方の気持ちが分かるじゃないですか。役者をやってきて「あ、役者はたぶんこうだから、たぶんこうしてあげないとダメだな」とか。でもやっていないと、役者は役者でブツブツ言うわ、監督は監督でブツブツ言うわという現場も見てきて、「そういうことがない現場にしたい」って思ったんです。まあいろいろと試行錯誤はしたんですけどね。
最終的にすべてうまくいったかっていったら、そうでもないけど。でも結果として、いい結果にはなったなと思うんですよ。とにかく「作ること」とか「クリエイティブなこと」っていうのは大好きですね。それがないと、たぶんもう無理ですね。
だから芸能の仕事を、歳をとってもうできなくなったとしても、たとえば洋服を作って売る仕事だったり。たぶんそういうことでしか、自分の生計を立てることができないと思うんですよね。

■ええ。




性格上「白か黒か」

クリエイティブなものを作って生計を立てるっていうことは、すごい難しいことで。それが当たらなかったら、一銭のお金にもならないだろうし。でもそれでもいいからって思うくらい、それが好きなんですよね。僕の性格上「白か黒」しかないんですよね。グレーがない。
だから本当「0か100」しかないから、生計が成り立つか成り立たないかのどっちかしかなくて。「その中間を取るためにこうしよう」っていうのがまったくないんですよね。
それをやったら、たぶん夢を見ることもできないし、モノを作っていくこともできなくなってしまうような気がしていて......。でもその中間はほしいんですよ、本当は。でも、できないんですよね。

■それはご自身ができなくても、どなたかサポートしてくれる人が、周りでその中間部分をきちんと作ってくれるような環境があれば......。

あれば、ベストですね。僕はできないので。それを「作ってください」っていうことをいつも事務所の方々に......(笑)。

(一同笑)

言っているんですけど。夜な夜なメールを打ったりして(笑)。




IZAMさん「IZAM」というキャラクター

■先日ある方とお話していたときに「人間って多面体で、正面から見たときに平面に見えても、こっちから見たら厚みが見えたり、こっちから見たら丸く見えたりするでしょ。それはあらゆる要素がその人に詰まっているからなんですね」という話になったんです。

ええ。

■誤解されがちなのはメディアに登場した瞬間に、そこで見えている切り口だけでその人が判断されてしまうことですよね。

そうです。SHAZNAのIZAMっていうと、赤い髪を2つにしばってというイメージが強いじゃないですか。

■ええ。

いまだにあのままだと思われてることがすごく多くて。
それ、初めのうちは結構つらかったんですよ。歳を重ねてやりたいことも変わっていくわけだから、(ビジュアル部分は)好きなように変えていくじゃないですか。でも、それを変えると「IZAM」とは思われなくなったという側面もあったんですよ。僕は、僕がやりたいと思ったらやるタイプだし。僕が世間の人にどう思われても、僕がやりたかったらそれでいいって思えるタイプなんですよ。
だから僕が信頼を置いて長く付き合ってきた人には、ブラウン管で見ていたあの「IZAM」っていうキャラクターが、実際は全然違うっていうことをよく言われるんです。おっとりしていて、あまり何を考えているか分からないけど、なんか楽しそうにフワフワやってるねっていうイメージだったようなんですけどね。僕はそれがただおもしろくてやっていただけで。

■ええ。

それを、見た人たちがどういうふうに思って、どういうふうに僕を理解しているのかなっていうのを知るのが楽しかった時代もあったんですよ。だけど、僕のなかではそういう気持ちっていうのは自分のなかの遊びであって、そのイメージを植えつけたいとかそういうわけではなかったんですね。ある意味僕、この仕事って以前からずっと「仕事だ」と思ってないんですね。

■ええ。




「仕事」だと思っちゃうと、やっぱり応援してくれる人に失礼だなっていう......。
もともと自分たちで始めて「プロになりたい」「売れたい」っていうのが純粋にあったけれども、ただ「仕事」ってなった瞬間に違うなって思ったんです。
僕なんかはやりたいことをやっているだけで、やりたくないことはやりたくないって思っているので。だから仕事っていうよりも、本当に友だちと一緒に遊んだりとか、ドライブ行ったりとかもあるけど、そのなかでも最上級の遊びだと思っているんですね、この仕事を。だから、全然「お仕事ですよー!」って感覚は自分のなかになくて。だから、やらなきゃいけないことではなくて、やりたいことをやっているだけだから。

そこでたとえば、自分の打ち出していったものに対して、賛否両論が起こるのはべつにいい事だと思うんですよ。みんながみんな、100人いたら100人みんなに気に入られるものなんて作れるわけがないし。それがもし作れたとしても、それは作れた瞬間に終わるものだと思うし。
逆に、昔から賛否両論が起こるキャラクターで、そういうものを作ろうっていう考えなんですよ。それはそれでいいじゃないっていうのもあったり......。だからそういうイメージを勝手に植えつけられていたり、IZAMだったら普段はこんなものは食べないとか、普段はこんな洋服は着ないとか。勝手にいろんな人が決めつけてるときもあったし、それを全然気にしない人もいたし。
でもどっちかっていうと、決めつけられちゃう方が多かったです。ファンの方もそうだし。自分の身の回りの人もそうだし。友だちでもそういう人、いましたし。「IZAM、そんなこと言っちゃダメだよ」とか。「いいじゃん!」って(笑)。自分では、全然そういうの気にしてないっていうか......。

■なるほど。そうなんですね。




---一度作られたイメージを払拭(ふっしょく)することは、やはりとても難しいことなんですね。でも写真を見ておわかりのように、IZAMさんは以前のIZAMさんじゃありません。次回もどうぞお楽しみに!



●文:Yahoo!オークション
●協力:ヴァーサタイルエンタテインメント



IZAMさんオフィシャルブログへ(外部リンク)



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