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■木のお話 |
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世界三大銘木 ; チーク(クマツヅラ科) ・ ウォールナット(クルミ科) ・ マホガニー(センダン科) |
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▼チーク(クマツヅラ科)
主要産地 : ミャンマー、インドネシア、マレーシア、タイなど東南アジア
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*私共は、インドネシア産の中でも、出来る限り高品質(土が良いとされるジャワ島産など)の材料を内部のフレームでもミドルクラス以上のものを使用しています。(チークでも木のグレードによって価格も異なります。) |
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インドネシアでは、製品ではなく木材(材料)としては国外への輸出が禁止されていますので、日本のようには設備が十分整っていない現地で制作する必要はありますが、当店の家具(買付け品を除く)は、より良い製品作りのために、材料の品質や乾燥状態の確認はもちろんのこと、細かな点はあるものの、それをカバーするために誰に製作をさせるか(熟練した職人だけに扱わせる)などの複数の条件を課して、チーク材をもったいない製品作りで消費しないよう、そして、御客様に喜んでいただけるような製品作りに努めています。 |
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(※制作費を低く抑えるために、若木や畑などで栽培される品質の良くない材料を使用することはありません。) |
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*無垢材は、木を乾燥させるどんな機械を使ったとしても、反りや割れが来ないとは言い切れないと言わます。ある意味「そこが”無垢らしい”」と、ご承知いただければ嬉しいですが、私共の経験より、チーク材はその発生率がその他の東南アジア産の木材と比べて低いと言えます。チーク材に限らず全ての無垢材家具は、お買い上げ後のお手入れ(天然油、ワックスによるお手入れ)、または、メンテナンスが必要になる場合がありますが、それでもお手入れいただくことでトラブルの予防になるだけではなく、家具の寿命を伸ばしますので、どうぞ可愛がってやってください。 |
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▼ウォールナット(クルミ科)
主要産地 : 北米、米国東部全域(北半球には広く分布しているようです。) |
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▼マホガニー(センダン科)
主要産地 : 中南米、アフリカ
*ワシントン条約で取引制限されている中南米やアフリカ産のセンダン科のものが、
マホガニーの中でも「”世界三大銘木”のマホガニー」と呼ぶことができます。 |
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【 マホガニーのご注意点 】 |
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フタバガキ科という科目の異なる東南アジア産のものもマホガニーと呼ばれていますが、
これはマホガニーでも”世界三大銘木”のそれではありません。
見た目が似ているために、古くよりマホガニー呼ばれるようになったとされています。 |
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東南アジアでは、このフタバガキ科の一種をマホガニーと呼び、多くの家具が制作されたり、当然、条約による取引制限もありませんので規制なく輸出もされています。 |
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良い木材の一つですが、虫が付きやすいので防虫処理のため溶液に一定期間浸す必要があり、これにより木本来の色で仕上げるのが難しい点が少し残念です。 |
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マホガニーの中でも”世界三大銘木”や取引制限などの表記がされている場合、産地表示や生産国の表示がされていないなど、もし心配される点がある場合は、ご購入前にセンダン科のマホガニーであるかどうか、または、生産国などを確認されるのも良いと思います。(*本文は、引用しないでください。) |
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