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【HIGH & LOW】将棋の駒は「王将」の底面を見よ!?

今週のヤフオク!売れ筋アイテム……「将棋の駒」

今週のヤフオク!売れ筋アイテム……「将棋の駒」

連勝記録はストップしたものの、最年少棋士・藤井聡太四段(14)の前人未到の活躍で、加速する将棋ブーム。将棋駒の産地として知られる山形県天童市では、子どもに将棋を覚えさせたい全国の親から初心者向け将棋盤セットの注文が殺到し、生産が追いつかないほどだとか。ヤフオク!でも、解説本や将棋盤セットなど関連アイテムへの入札が増えています。そこで今回は、将棋駒のHIGH & LOW(※直近4ヶ月間にヤフオク!で落札された最高額・最低額)に注目! 知っているようで知らない工芸品・将棋駒の世界をのぞいてみましょう。

見て触って、実戦で指して感じたい名工の技

20名もの入札者による競りを経て、最終的に85万円超で落札されたHIGHの駒は、“駒師”(駒作りの専門家)奥野一香(おくのいっきょう)という人物の手による品とのこと。
奥野一香は、大正・昭和初期に「奥野一香商店」という盤駒店を営み、初代も二代目も名工としてその名を知られた人物。こうした名駒師は、ほかにも豊島龍山、金井静山、宮松影水など何人かいますが、いずれの人々も現在すでに故人となっており、ヤフオク!などの市場にこれらの駒師の銘が記されたいわゆる“銘駒”が出品されると、数十万円単位の高値となる場合が多いようです。
この銘駒は、王将の駒の底面に駒師の号や書体名が記されているのが特徴のひとつ。「物置から古い将棋駒を見つけた」なんて方は、王将の駒の底をチェックしてみると、意外なお宝発掘の可能性もあるかもしれません。

これら入手困難な“銘駒”が、今なお高い評価を受けているのは、実戦での指しやすさといった実用面とともに、眺めて、触って感じる工芸品としての美しさの両面があるようです。文字を彫ったくぼみに盛り上がるように漆をこんもりと塗り重ねたり(“盛り上げ駒”と呼ばれる)、駒のカドの面取りを丁寧に行い、指への当たりをやわらかくするなど、その細やかな技術は将棋駒の解説サイトでさまざまな角度から論じられているほど。(興味ある方はぜひ検索してみてください)

これから将棋を始めようという初心者の方は、今回幸運にも1円で落札されているような中古の木製駒で、プラスチック製とは異なる将棋駒の感触を味わってみてはいかがでしょうか。ヤフオク!でアラート登録しておけば、木製駒のお得な1円スタート出品を見つけることができますよ。

将棋ファンも、ミーハーな藤井四段ファンも集まれ

あとがき:「藤井プロの財布がマジックテープ式」と聞き、ますます応援したいです。(ヤフオク!マーケ室・樋口)

    
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